SLOWのベルトの取扱いを始めました。希少な牛革を素材とし、一人の職人がレザーの裁断、すき、縫製、コバの磨き、仕上げまでを一貫して担当している、大変手の込んだ逸品です。写真は
>スロウ ベルト M plain belt 40mm SLOW HS24E-Msize ¥12,960 (税込)
栃木レザー社のフルベジタブルタンニンレザーを使用しています。原皮は低温地域の引き締まった牛種、その中でも非常に希少な4.5mmの特厚のものです。なめしの方法も手がかかっており、効率的にできるドラムを使用したなめしではなく、「ピット槽なめし」という、タンニン液の入った槽に漬け込む方法を採用しています。濃度の薄いタンニン槽から徐々に濃度の高い槽へと漬け込んでいきます。加工の手間と設備の敷地を必要するため、国内でこの製法ができるタンナーは数社しかありませんが、自然な風合いを残した革ができあがります。バックルは真鍮製で、そのまま使えるものをあえて1回丁寧に磨きこんでいて、使うほどにますますヴィンテージ感が出てきます。手に持ってみると本当に革が分厚く硬く、且つしなやかなのがわかります。とても丈夫で、永く大事に使っていくことができます。ジーンズとの相性が良いのはもちろんのこと、30mmの幅が狭いタイプもあるので、ビジネスシーンにもおすすめです。
こちらのメッシュのベルトは、昭南皮革工業所のフルベジタブルタンニンレザーで作られています。
>スロウ メッシュ ベルト M belt SLOW HS01A-Msize ¥17,280 (税込)
ステアハイド(雄牛)の“ベンズ”と呼ばれる、背中からお尻にかけての部分の革を使用しています。この部分の革は繊維の密度が高く、きめが細かいので最高級の革と言われています。7mm以上もある極厚の革を4.5mmにすき、染料のみで色付けし、オイルを加え、表面にワックスを塗りこみ時間をかけて浸透させています。染料を使っているため、素材そのままの表情も残り、使っていくほどに経年変化が楽しめます。メッシュになっている部分の断面(コバ)は、何と1本1本コバ面とりをしています。かなり難しい作業と言われていますが、ベルトが立体的に見えるようになります。チノパンなどカジュアルなパンツにおしゃれに合わせられます。同じデザインで幅の細いNarrowタイプもあり、女性にも人気です。
全部で3色ありますが、靴の色に合わせて3色とも集めたくなってしまいます。どちらもSLOWオリジナルの丸い素敵な箱に入っており、プレゼントにも喜ばれそうです。